神奈川県は3月29日、2012年に全国で初めて発見した「無花粉ヒノキ」の愛称が「丹沢 森のミライ」に決まったと発表した。
県自然環境保全センターは2011〜12年度にかけ4074本のヒノキについて花粉飛散の有無を調査したところ、花粉が飛散しない雄性不稔の可能性があるヒノキを発見。その後、2年かけて調査を行い花粉が飛散しないことを確認した。
2019年5月には県山林種苗協同組合がさし木による育苗を開始し、2020年度中に今春以降の初出荷の体制が整った。
愛称は花粉症対策苗木の普及促進のために募集。応募136点の中から選ばれた。今後県は、森林所有者(林業事業者)向けに、この愛称で苗木を販売するほか県ホームページを通して周知を図り、花粉発生源対策の取り組みをPRしていくという。
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