公益社団法人日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会(坂倉賢会長)は4月2日、南足柄市など足柄地域1市5町の首長と対面しての意見交換会を実施した。県内にある21の青年会議所(JC)と地元行政が各地域の課題解決に向けた運動を共創する関係性をつくることが目的。この日はあしがら青年会議所の鈴木敬太理事長も同席し、各地域の課題や県政への要望などの意見を出し合った。
南足柄市では、市とあしがら青年会議所の関係性や県内における市の立ち位置などがテーマに。加藤修平市長はその中で組織への加入率の低迷状況について触れ「青年会議所のような若い方々が解決するといった社会構成にしていただければ」と要望した。また県には「すべて均等というわけではないが、こちら側にも目を向けてほしい」と希望を述べた。
一方、鈴木理事長は他地域で行政関係者がJCに加入している状況を説明したほか、自らが市の行政改革委員会に出向する立場から防災災害時の連携を提案。加藤市長は「多くの方々との連携は重要。実現性のある話をさせていただければ」と共感を示していた。
協議会として全33地区の首長に公式訪問する取り組みは今回が初で、意見交換会は3月の横浜市に続き2回目となった。坂倉会長は「行政とJCの連携強化につなげるとともに、来年以降の県政にしっかりと反映されるよう知事に提案させてもらう」と話していた。
訪問は5月いっぱいまでを予定。その後、各地域の課題等をとりまとめ、県に提言する計画となっている。
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