防災について勉強する開成町の団体「たんぽぽ」がこのほど結成10周年を迎えた。3月30日に、副会長の小野喜代子さんと初代会長の荻野昌子さんが町役場を訪れ、府川裕一町長に記念誌を手渡した。
同会は、東日本大震災をきっかけに女性12人で2011年に結成。「家族を守る」「ご近所を守る」といった視点で自治会館や子育て支援センター等で防災講座を開いてきた。このほか、17年度に発行した「あじさいちゃんと学ぼう防災ブック」では、防災食レシピを紹介し、好評となっている(町ホームページにも掲載)。
記念誌を受け取った府川町長は「10年もの間、活動を続けるのは素晴らしい。コロナ禍の影響もあり、避難所運営もこれまでと変わる中、これからも元気に活動を続けてほしい」とエール。
これに対し荻野さんは「町や地域の方々に背中を押されてやってこられた。防災講座では、参加者の皆さんが一生懸命に取り組んで下さるのがうれしい」と話した。
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