釈迦(しゃか)の誕生日とされる4月8日、足柄上地域の各寺で「花まつり」が営まれた。
大井町の大通寺では、祭りに合わせて本堂内に誕生仏を設置。近くには参拝者をもてなすための甘茶も用意された。
同寺の徒弟・山根峰千さんは「新型コロナが収束し、多くの方がまた参拝するようになってくれれれば」と願っていた。
花まつりは「灌仏会(かんぶつえ)」という釈迦の誕生日を祝う仏教行事にあたり、「花まつり」と呼ばれるようになったのは明治時代からとされる。また、甘茶には「飲むと不老不死になれる」などの言い伝えがあり、誕生仏に甘茶をかける行為は釈迦への信仰の表れにもなっている。
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