開成・松田両町はこのほど、連携事業として電柱や消火栓ホースの格納箱に想定浸水深や最寄りの避難所等を掲載した共通の案内板「まるごとまちごとハザードマップ」を取り付けた。
地元住民らを対象に、近年増加傾向にある大雨や台風といった自然災害に伴い発生する水害リスクの認識や、有事の際の避難行動に役立ててもらうことがねらい。各町は「隣接する町同士でデザインを統一することで、町域を超え地域住民に広く普及啓発ができれば」などと期待を寄せる。
案内板は、開成町では電柱と消火栓ホース収納箱合わせて230カ所、松田町では電柱計133カ所にそれぞれ設置されている。イラストに加えて、「この場所は川が氾濫すると3・0m浸水する可能性があります」などと、注意を促す文言も記載した。下部には現在地からの最寄りの避難所情報もある。
このほか、各町の防災情報を確認できる二次元コードのほか、外国人向けに英語表記も合わせて行うことで、有事の備えを強化した。
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