南足柄市はこのほど、市文化会館大・小ホールの舞台照明と座席照明をLED化した。市が進める重点プロジェクトの一環で、芸術・文化ホール照明の全面LED化は県西地域(2市8町)では初の取り組み。2021年3月1日〜2031年2月28日の10年間リース方式で導入し、終了後は市に無償で譲渡される。総事業費は5億2826万4000円。
市によると、今回の取り換えにより、従来のカラーフィルムを使用した演出がLED照明単体で表現できるほか、事前に行っていた光のセッティングもタブレット端末で簡単にできるようになるという。また、省エネルギーに優れているため、電球交換も当面必要なく、照度を保ちながら地球温暖化対策の効果も期待できる。
市文化スポーツ課の柏木学課長は「文化会館では音響システムもいい機材を使用している。今回のLED化で演出などのバリエーションも増える。これからは見る側も演じる側も、新しい環境を感じてもらえれば」と話している。
公共施設を対象にした市のLED化事業は21年度も継続して行われる。9月までに文化会館など、市内5施設で建物内すべての照明器具がLED化される計画となっている。
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