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箱根湯本芸能組合 「伝統芸能の灯り消さない」 箱根をどり再開に向けCF

文化

公開:2021年5月1日

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華麗な踊りで観客を魅了する芸者(組合提供 写真は過去)
華麗な踊りで観客を魅了する芸者(組合提供 写真は過去)

 箱根湯本芸能組合(舘美喜子組合長)は、稽古の成果を披露する舞台「箱根をどり」を開催するため、不特定多数の人から資金を集めるクラウドファンディング(CF)を始めた。コロナ禍でお座敷イベントが激減している中、稽古に励む芸者に舞台を用意するのが狙い。

 同組合によると昨年、新型コロナが騒がれ始めた頃から箱根の観光客は減り、宴席が激減。オンライン飲み会などを行ってきたが、売上は通常比で8割減にまで落ち込んでいるという。また、31軒の置屋に18歳から80歳まで約150人いた芸者は、現在120人まで減少するなど深刻な状況となっている。

目標は500万円

 「箱根をどり」は、所属する芸者にとって、年に一度の晴れの舞台。1日のみの開催で衣装や音響、映像などが入り踊りを披露する華やかさが特徴だ。昨年は箱根をどりのほか、全てのイベントが中止となったことから今回開催を決めた。

 今年は、多くの芸者に活躍する場を設けようと6月12日(土)・13日(日)の2日間開催を予定している。また、新型コロナ対策として座席数は50席に限定。換気、消毒などを徹底するという。来られない人に向けたライブ配信の計画もある。

 クラウドファンディングの目標金額は500万円。3千円から100万円まで用意され、オリジナルポストカード、観覧招待券、芸者と一緒に祝う新年会など金額に応じたリターンを用意している。竹澤政子副組合長は「大変な時期は続きますが、日常に戻る時が来ることを願い日々稽古に励んでいます。応援、宜しくお願いします」と呼び掛けている。詳細は、HP(https://camp-fire.jp/projects/405247)か同組合【電話】0460・85・5338へ。

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