山北町立生涯学習センター入り口の天井を「線路」が走り、訪れる人たちの目を楽しませている=写真。線路は同館入り口左手のロビーから図書室まで。曲がりくねりながらたどり着き、その長さは優に10mを超える。
「線路は続くよ、図書室へ」と題されたこの企画は、「こどもの読書週間」に合わせた取り組み。ロビーに展示されたおすすめ児童書の紹介パネル前が出発点で、線路を走る機関車やカラフルな汽車の行方を追っていくと図書室入り口にたどりつく仕掛けとなっている。
同館職員によれば、こどもの本離れが叫ばれる中で「山北町らしさを出しながら、少しでも子どもたちが本に触れ合うきっかけを作れれば」と昨年から温めていた企画。町役場駐車場を向く図書室窓を使った図書紹介と合わせて早速好評だという。展示は5月13日(木)まで。期間中の5月10日(月)から12日(水)は休館。
5月16日(日)までは「子どもどくしょスタンプを集めよう」と題し、児童書やヤングアダルト本を1人20冊(漫画・雑誌・DVD除く)読むとプレゼントがもらえる(なくなり次第終了)企画を実施中(大人の参加も可)。職員は「楽しみながら親子で本に親しんでほしい」と話している。
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