神奈川県はこのほど、県が所管する配偶者暴力相談支援センターで受け付けた2020年度のDV相談等の件数をとりまとめた結果を公表した。これによると、全体の相談件数は計5691件あり、このうち被害者本人からの相談は4388件だった。
内訳をみると、男性736人、女性3652人となっており、全体の8割以上を女性が占めている。年代別では40〜50代が全体の5割強という状況だ。暴力の内訳については7809件のうち、暴言を吐く、無視するといった「精神的暴力」が4004件、殴る、蹴るといった「身体的暴力」が1907件と、全体の7割以上を占めた。
加害者によるさらなる暴力や追及が高い場合に「DV防止法」に基づいて県が行っている一時保護の件数についても公表され、保護件数は150件、このうち85件は子ども同伴だった。
県内では、県所管のほか、横浜市、川崎市、相模原市がDV防止法に基づく配偶者暴力支援センターを設置し、DV相談等を受け付けている。
詳細は県ホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/prs/r3133050.html)。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
駅前再開発で協力者決まる4月13日 |
|
|
|
|