（左から）中島校長、菊地さん、守屋市長、市教育長
南足柄市塚原の菊地義雄さんが８月５日、小田原市役所を訪れ、守屋輝彦市長に同市立桜井小学校への図書寄贈目録を手渡した。
菊地さんは、自身の孫が同小学校に入学した２０１８年から毎年、図書の寄贈を行っている。本の種類は「子どもたちに選ばせてあげたい」との思いで、小田原市内にある伊勢治書店の協力を得て、毎回、児童が選んできた。２０２０年は新型コロナの影響で寄贈を見送ったため、今年は２年分の図書１２８冊（約20万円相当）を寄贈した。
守屋市長は「自ら選んだ本だから積極的に読んでくれるかな」と読書習慣が付くことを期待。また、桜井小の中島基行校長は「自分で選んだ本が文庫になるのは素敵なこと」と感謝の意を示した。菊地さんは「できる限り続けていきたい」と来年以降も続けていく意向を示した。
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