災害時の心構えや適切な判断力を身につけるために、開成町は職員を対象にした避難所運営訓練を開成小学校体育館で行った。訓練は部署ごとに9月28日・29日・10月6日の3日間にわけ実施。計60人の職員が、避難所の開設から運営までの一連の対応を学んだ。今回の訓練は、緊急事態宣言発出の影響で中止となった町の防災訓練の代替として行われたもの。
受付設営では、避難者の誘導・受け入れ対応の流れを確認。床にテープを張りソーシャルディスタンスを保つなど、コロナ対策も意識した対応も学んだ。また、避難用テントの設営訓練では、数人のグループに分かれ、17基のテントを約2m間隔で組み立て。このほか、ケーブル接続し、電気自動車からの電力確保を実践した。
町防災安全課の担当者は「いざというとき、混乱のなく対応するためにも訓練は大切になる。避難者をスムーズに誘導するためにも私たちがきちんと知識を習得しておく必要がある」と訓練の重要性を語った。
同町では、9月17日にも神奈川県と合同で南海トラフ地震を想定した災害対策本部図上訓練を特副主幹級以上の職員を対象に行っている。
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