地域で社会奉仕活動や人道的活動に取り組む足柄ロータリークラブ(遠藤秀樹会長)が10月9日、小田急線開成駅前でポリオ根絶に向けた募金活動を実施した。10月24日の「世界ポリオデー」に向けた取り組みで、この日は会員らおよそ10人が参加。のぼり旗やタペストリーを掲げて午前10時から1時間以上にわたり、利用者らにポリオへの理解と募金協力を呼びかけた=写真。
ポリオは急性灰白髄炎と呼ばれ、ウイルス感染によって発症する病気。感染した場合はウイルスが神経組織に入って身体にまひを起こし、中には死に至るケースもある。5歳以下のこどもに感染する確率が高く、小児まひとも呼ばれている。ワクチンで予防が可能で、現在ウイルスの常在国は世界で3カ国とされている。遠藤会長は「支援が届かない地域で暮らすこどもたちがいる。今後も世界からポリオをなくすために、クラブとしてもできることを考え、実行したい」と話した。
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