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初詣、対応に悩む寺社 感染者減少も対策は継続

社会

掲載号:2021年11月27日号

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大雄山最乗寺
大雄山最乗寺

 新しい1年の始まりに、健康や幸せを祈願する初詣。今年は新型コロナ感染拡大の影響で初詣を控える人や分散参拝など、多くの寺社が影響を受けた。今年も残すところ1カ月あまりとなった今、来年の初詣の取り組みを寺社に聞いた。

大雄山最乗寺

 「参拝者に不自由のないお参りをしていただきたいが、新型コロナが終息したわけではないので」―。南足柄市の大雄山最乗寺副寺の橘泰弘さんは複雑な心境を明かした。今年は、大晦日から元日にかけて、参拝者が自由につくことができた除夜の鐘を108人に制限した。また、不特定多数の人が触れる大梵鉦鐘ほか、お堂の鳴らしものや手水桶の柄杓は撤去し、密を避けるために御真殿祈祷所への入場を1団体1人に制限した。橘さんは「ワクチン接種も進み、1年前と状況は違う。しかし、再拡大しないという保証はない。どこまで対策をするべきか検討しつつ、社会情勢を見極めて判断したい」と話した。

室生神社(山北町)

 総代の茂川庸幸さんによると、出し物など詳細はこれから関係者と決めていくとしているが、参拝者への御神酒や甘酒、豚汁など恒例の振る舞いは今年に続き中止にする方向だという。「今年の参拝者は元日に集中せず、分散傾向が見られた。来年はどのような状況になるか分からないが引き続き基本的な対策は必要だと考えている」と話す。

三嶋神社(大井町)

 来年も、甘酒の振る舞いなど実施しないことを決めた。総代の米山玄斉大さんは「手渡しをする飲食の振る舞いは感染を広げる可能性がある。複雑な気持ちだが来年も我慢だ」と話す。引き続きマスク着用とソーシャルディスタンスは呼び掛けていくという。

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