松田町教育委員会はこのほど、2015年10月から27回にわたり「広報まつだ」に連載された文化財探訪『矢倉沢往還』を再編集した冊子を発行した。
執筆者で町文化財保護委員の草門隆さんは、今回の冊子編集にあたり、新たに判明した事柄や連載当時には掲載できなかった内容を補足・追記した。また、自身が撮りためていた貴重な写真や資料など96点を盛り込んだという。
草門さんはかつての「広報松田」に掲載されていた『松田の文化』や郷土史家・本多秀雄氏の「あしがらの道」をきっかけに郷土史への関心を深めた。「矢倉沢往還を調べることで、この道の誕生、形成、背景、特質などを考えると町の発展の歴史の一端がそこに存在していることを知った。松田は古代から近代にかけて活動・発展しており、奥深いものを感じる」と話した。
冊子はA4版サイズの31ページ。1冊400円。松田町生涯学習センターで販売されている。問い合わせは同学習センター【電話】0465・83・7021
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