神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2023年7月22日 エリアトップへ

吉田島高校草花部 開成ブルー栽培に挑戦 まつりでの販売目指す

文化

公開:2023年7月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
挿し木した箱を持つ部員=吉田島高校ビニールハウス前で
挿し木した箱を持つ部員=吉田島高校ビニールハウス前で

 吉田島高校草花部はこのほど、開成町オリジナルのアジサイ「開成ブルー」の栽培を始めた。将来的にはあじさいまつり期間中の販売を目指している。

 開成ブルーは2017年、第30回のあじさいまつりを記念して誕生した品種。はじめは淡い青色だが、段々と濃い青色へと変化するのが特徴だ。地元の造園家1人が栽培を手掛けているため、これまで地域でもあまり流通していなかった。

 こうした現状を受け、町とあじさいまつり実行委員会では開成ブルーの流通量を増やし、認知度を高めるために同部に栽培を提案。今年のまつりコンセプトが「学びとなるあじさいまつり」だったこともあり、まつり期間中に花を咲かせた開成ブルーを使ってアジサイの栽培や販売の方法を学んでほしいという思いもあった。町産業振興課の担当者は「高校生が育てた開成ブルーをまつりで販売できれば」と話す。

 同部部員は7月1日、あじさいまつり会場の開成あじさい園で行われた剪定作業に参加し枝を持ち帰った。その後、枝から発根させ、株を増やす「挿し木」を数日かけて実施。計約1000本植え、9割の活着、来年以降の開花を目指すという。

 部長の平山柚姫さん(17)は「まだ感覚をつかめていない状況だが、部員は楽しく栽培に向き合っている。先生に教わりながら活動を続けて、次の世代につなげていきたい」と笑みをこぼす。

 同部顧問の内山裕介教諭は「栽培方法はもちろん、どの大きさにすれば買ってもらえるかなどを生徒自身で考えたり、地域のボランティアやあじさいまつりの来場者など外部の人と接する中で社会性を学んだりしてくれたら」と話した。

挿し木を教わる部員(右)
挿し木を教わる部員(右)

湘南巻き爪矯正院 小田原院

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://www.shonanmakitume.com/odawara/

<PR>

足柄版のトップニュース最新6

岡本小が創立150周年

岡本小が創立150周年

児童が魅力、歴史を発表

5月17日

独自の貯木場を造成

南足柄市森林組合

独自の貯木場を造成

販路拡大の足掛かりに

5月17日

養成講座増やし需要対応

南足柄市観ボラガイド

養成講座増やし需要対応

親しみやすい案内人気

5月10日

危険ブロック塀等撤去に補助

南足柄市

危険ブロック塀等撤去に補助

住民の要望増え判断

5月10日

蛇を探し福を呼ぼう

大雄山最乗寺

蛇を探し福を呼ぼう

干支に因んだ企画が好評

5月3日

廃止の直接請求、有効に

松田町長多選自粛条例

廃止の直接請求、有効に

5月、臨時町議会開催ヘ

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook