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足柄版 公開:2018年1月13日 エリアトップへ

(仮称)大井中央公園 18年度に実施設計へ 役場北側に2.4ヘクタール

社会

公開:2018年1月13日

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役場(左)と御殿場線(手前)の間にある整備予定地
役場(左)と御殿場線(手前)の間にある整備予定地

 大井町が役場北側の区画整理地内に整備を計画する(仮称)大井中央公園の整備事業で、町が2018年度一般会計当初予算案に工事へ向けた実施設計の委託費用を計上する方針を固めたことが分かった=中面に関連記事。

 神奈川県の県土整備局が毎年公表している「市町村別都市公園整備状況」によると、大井町の人口1人当たりに占める公園の面積は0・3平方メートルで県内市町の中で最も少ない。人口規模が同じ開成町は大井町の6・7倍にあたる1・9平方メートルだが、いずれも県内最多の葉山町(19・5平方メートル)と比べると大きな格差がある。

 こうしたなか大井町では、役場北側で組合施工されている13・5ヘクタールの土地区画整理事業地内に2・4ヘクタールの都市公園を整備することを決めた。

 2014年度に役場職員の意見をまとめた公園基本計画を策定。15年度には公募町民7人(30〜60代の男女)によるワークショップを3回開き、公園に必要な機能や施設、配置などを話し合った。16年度の基本設計では平面図を作成し、昨年10月の町政懇話会に参加した町民に整備方針を示し意見を求めた。

 17年度には公園用地を組合から調達するための財源となる7億4千万円の支出を決め、4月からの2018年度には工事に向けた実施設計に入る方針を固めた。2月に予定している新年度予算大綱の発表に向けて最終調整を進めている。

 町議会3月定例会で関連予算案が可決されれば実施設計に入り、19年度にも着工したい考えだが、区画整理の進ちょくや財政状況によっては工事が段階的になることも想定している。順調に進めば2021年3月までに公園が完成する。

 現時点の概算工事費は6〜7億億円で土地購入費と合わせた総事業費は14億円程度となる見通し。

 町は「町民から意見があれば今後もその都度伺い、取り入れられるものは取り入れたい」としている。
 

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