大井町の子育てグループ「あそびば」の重田有紀代表と「子育てサポートおうママの会」の大澤祥子代表ら6人がこのほど大井町役場を訪れ、間宮恒行町長に熱中症対策に関する要望書を手渡した。要望書には町民約480人が名を連ねている。
観測史上最速の6月29日に関東地方の梅雨明けが発表され、7月は連日、異常な猛暑が続いた。こうしたなか両グループのメンバーが「小学校・幼稚園の冷暖房完備」と夏休み期間中の図書館と生涯学習センター、保健福祉センター、町役場の「自由な利用」を求めた。図書館には夏休み期間や高温時期に限り、静かに利用するルールをなくすことも求めている。
大井町には幼稚園3園、小学校3校、中学校1校があり、上大井小と湘光中を除く3園2校ではエアコンが未設置。上大井小では17年度と18年度の継続事業、大井小では19年夏に設置が予定されている。間宮町長は「必要性は感じていてさまざまな検討もしているが行政には計画とルールがある。早期の設置については約束できない」と応対した。要望書を手渡した大澤祥子さんは「480人の連名で町長に要望できたことは大きな一歩」と話していた。
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