南足柄市と静岡県小山町が共催し今年で47回目を迎えた「足柄峠笛まつり」が9日、開催された。
峠にある笛塚では午前中に供養祭が営まれ、市町の行政議会、両県行政の関係者らが出席した。
笛塚は戦で兄に加勢するために峠越えをする武将で笙の名手でもある新羅三郎義光がこの峠で笙の笛の秘曲を弟子に伝授した故事にちなんでいる。
足柄峠城址公園では両市町対抗の綱引きが行われた。この地の1年間の領主を決める一戦では南足柄市の福沢小と小山町の成美小の6年生ら各40人が対戦。福沢小が2年ぶりに勝ち南足柄市側の「本領」を奪い返した。
祭りには両市町から踊りや太鼓など12団体が参加した。
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