山北町立山北中学校(中野敏治校長)で3月11日の卒業式を前にした8日の給食の献立に、山北町のマスコットキャラクター・でごにぃのイラストとメッセージが袋に印刷された「でごにぃのり」が登場した。
この日は、3年生74人が学校で食べる最後の給食。海苔のオリジナルパッケージを見て生徒たちは盛り上がりをみせた。
ふるさと忘れないで
メッセージは「卒業おめでとう ふるさと山北町を これからも忘れないでね」。町のキャラクターづくりに協力した同校美術部の顧問・及川夢教諭が「卒業後もふるさとを忘れないで」という思いで文案を考えた。
「でごにぃのり」は昨年10月の鉄道の日にあわせて山北町立の小学校でも提供されている。それを知り、学校担当の栄養士らの働きかけで今回の給食が実現した。
同中の若林快君(3年)は川村小学校6年生のときに、町の子ども議会で「ゆるキャラをつくって欲しい」と提案した経験がある。今回給食を食べ、「提案した後に、でごにぃのキャラが誕生し、また給食にも出た。大変嬉しい」と感激していた。
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