"ジャズもおまかせ"芸者衆 箱根湯本芸能組合ライブ演奏
箱根湯本芸能組合の新年会が今月8日、湯本富士屋ホテルで開かれ、芸者衆の一部が笛や太鼓をサックスやトランペットに持ちかえ演奏を繰り広げた。楽曲は3カ月前から練習を積んでいたという「スイング・スイング・スイング」。舘美喜子組合長は「芸妓に親しんで頂くきっかけになれば」と話していた。
組合表彰 売上1位は真瑠(まる)さん
会場では優良組合員の表彰も行われ、山口昇士町長は「今は財布の紐が緩まらない状況だが、外国人観光客には日本文化へのニーズがある。箱根の芸妓は大切な観光資源。『箱根に芸者あり』と言われるようになって欲しい」とエールを送った。昔は線香を時計代わりに焚いていた名残から、芸者の世界では30分間の仕事を「1本」と数える慣わしがある。この本数が年間1位だったのが置屋「和喜多」の真瑠さん。3年連続という快挙に山口町長が賞状を手渡した。