足止め客、全力で受け容れ 湯河原町・真鶴町 商工会なども施設開放
東日本大震災が起こった11日の夜、JR駅前で足止め行き場を失った観光客の対応に2町の役場職員が奔走した。湯河原町では商工会館や宮下会館などで避難住民を含む70人以上を受け容れ、毛布や飲み物などを配布。職員はトランシーバーを片手に朝まで仮眠する観光客を見守った。湯河原総合情報センターには観光客などが続々と訪れ、急きょ100名ほどにホテルや旅館を紹介した。真鶴町では町民センターの和室に観光客や住民など28人を収容し、毛布や茶、アルファ米などを配布した。
小田原方面激しく渋滞
一方、陸路の西湘バイパスや国道135号線(旧真鶴道路)は通行止めに。多くの車が旧道で小田原方面を目指したが、観光バスや大型トラックが片浦付近の狭い道を進もうとして立ち往生、根府川付近を先頭に大渋滞となった。
|
|
|
|
|
|