ありがとうベゴニア達 7月15日で箱根ベゴニア園が閉園
「多くのお客様に喜んで頂いたのですが、これも時代の流れだと思います」(野澤晃支配人)。1986年ら約25年にわたり箱根の玄関口を彩ったベゴニア園が、来月17日に閉園する。のべ340万人に親しまれたが、入園者の減少と施設の老朽化がすすみ閉園が決まった。葉の形が左右異なることから花言葉は「片思い」。陽が強い日は遮光が必要で、消毒が不十分だとすぐに病気になる。デリケートで育てにくいため、逆にファンも多い。温室を訪ね歩いたという三橋金次さん夫妻(千葉県佐倉市)は「残念だが来て良かった。目に焼き付けます」と語っていた。7月9〜15日の「心からの感謝イベント」期間は入園料が100円になり、その全額が東日本大震災義援金として寄付される。「ひめしゃらの湯」は引き続き営業し、温室の跡地を活用して拡張する方針。【電話】0460(85)8383