湯河原っ子含む19人が済州島へ サッカーで日韓交流
小田原済州友好協会が8月4日から4日間、湯河原や小田原市のサッカー選抜チーム(19人)を引率して韓国の済州島を訪れ、現地の子どもたちと親善試合を行った。日本サッカー協会公認の国際試合で、会場は日韓ワールドカップが開かれた競技場。2日間かけた試合はいずれも2対1・1対0で小田原選抜側が勝利した。湯河原の子どもたちと韓国とのサッカー交流は今回が初。その模様は地元新聞の「ハンラ日報」が「和合の舞台」として報道した。 この下準備に奔走したのが共栄会館(湯河原)の黄昌柱会長(85)だった。小田原済州友好協会の顧問と現地の体育協会顧問を兼任し、今回は自費で食事会を開き参加者50人を歓迎。両国交流の場では英単語などを並べて仲良しになる子も。黄さんは「今後はスポーツだけでなく経済面など多分野で両国の交流が深まれば」と笑顔を見せていた。