箱根予算案 固定資産税△3億 町長「予算編成、大変厳しい」
箱根町(山口昇士町長)が予算案を発表した。一般会計は87億円で前年に比べ3・6%増えた。
収入面は入湯税を1%増と見込む。昨年は震災後の集客PRなどの効果で復調が著しかったという。一方で固定資産税収入は不動産の評価替えで3億円減とした。町債を発行して補うなど、予算編成は「過去に経験のないほど厳しい」(町長)ものとなった。新しい事業は、一部町道にLED街路灯設置(250万)、仙石原公園の用地として文化センター前の用地取得(2億1305万)、災害時要援護者の支援体制を構築する地域支え合い推進(122万)、温泉余熱利用による発電システム導入の調査・研究(10万)など。