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未来に刻む新たな「進化」 小田原出身のロックバンド・アンモフライト

公開:2012年3月2日

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 小田原出身の4人で結成されたロックバンド「ammoflight(アンモフライト)」。7日(水)にビクターエンタテインメント(株)からメジャーデビューシングル『桜グラフィティ』をリリースする。小田原から羽ばたく4人の若者が、熱い想いを語った。

 メンバーは津久井恒仁(こうじ)さん(27)=ボーカル&ギター/写真左上、久保田庸友(ようすけ)さん(26)=ギター/左下、鳥居塚尚人さん(23)=ベース/右上、葛西一茂さん(23)=ドラム/右下。「古代生物アンモナイトが、空を飛ぶほどの飛躍をみせたい」―バンド名はそんな想いを込めて、津久井さんが名づけた。

 4人の出会いは小田原市内酒匂のライブハウス「小田原姿麗人(しゃれいど)」。スタッフだった津久井さんが3人に声をかけたのが始まりだった。「地元のバンドが出入りする中で、一緒にやりたい人に声をかけた」と津久井さん。久保田さんは「鮮明に覚えている。いきなり知らない番号から電話がかかってきたんです」と振り返る。顔見知り程度だった4人は津久井さんの呼びかけで1回限りのライブバンドを結成。音を合わせた時の「いい空気感」が残り、気づけば2回、3回とライブを重ねていた。

 それぞれがバンドの解散を経験、メンバー離脱の危機を乗り越え、2008年「アンモフライト」として活動を開始。音源リリースや全国ツアーなど、精力的に活動を続けこのほどメジャーへの第一歩を踏み出した。「やっとスタートラインに立てた。音楽の幅を深めていきたい」と、葛西さんは気合十分だ。

 都内に進出した今も「小田原は落ち着く場所」と口をそろえる。「地元はいい。高い所から見渡せる景色が好き」と鳥居塚さんは表情を和らげる。『桜グラフィティ』のPVは津久井さんと葛西さんの母校である相洋高校で撮影。小田原市内の飲食店にもよく足を運ぶ。「姿麗人には今でも行くし、小田原駅前の『八起』もよく行きます」と津久井さんは笑顔をみせる。昨年11月に小田原市内某所に秘密基地ammohouse(アンモハウス)をオープン。ユーストリームで24時間中継し、ライブとは違った表情を見せる。「ここからも発信していきたい。アンモフライトを知ってもらうきっかけになれば」と葛西さんは話す。

 目指す先は?との問いに「武道館」と言い切るのは鳥居塚さん。「アーティストとして立つのが目標」と目を輝かせる。「どんどん上に、いけるだけ行く。音楽シーンに足跡を残したい」と久保田さんは熱意をたぎらせる。5月にはワンマンライブも決まっている4人。更なる飛躍をみせるであろう「アンモフライト」のこれからに注目だ。
 

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