星ヶ山近隣もメガソーラー候補地に
神奈川県が誘致しようとしている大規模太陽光発電(メガソーラー)の12の候補地の中に、湯河原の星ヶ山公園さつきの郷近くの土地2ヵ所が含まれていることが先月明らかになった。県西部では小田原市、大井町、中井町にも1ヵ所ずつ候補地があり、県は今月から民間事業者と所有者とのマッチングを始める予定だ。
ひとつは星ヶ山公園から白銀林道に入った南郷山ふもとの元湯河原町残土処分場(1・2ヘクタール)=写真。昭和期に残土が処分されていた場所で、敷地全体が南東向きに傾斜しており、現在は桜が植えられている。もう一方の土地は「さつきの郷」駐車場を含む民有地(13・3ヘクタール)。こちらはなだらかな斜面の草地で、樹木がところどころ生えている。近くには美化センターもあり車両も入りやすい。現在県は太陽光発電普及のため愛川町の県有地(3・2ヘクタール)を活用し、一般住宅用太陽光発電設備600台分のメガソーラーを計画。また民間事業者による太陽光発電誘致のため、昨年春ごろから各自治体の土地情報を集め調査していた。今後の申し込みは「ある程度見込んでいる」(県太陽光発電推進課)という。
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