湯本の自治会 ソーラー時計寄贈 国道1号線またぐ「湯悠デッキ」完成記念
箱根湯本駅前の「湯悠デッキ」(全長146m)が先月26日にオープンし、これに合わせた記念時計の除幕式が行われた。時計は高さ4・8mの電波時計で、太陽光発電で動く。駅周辺の湯場自治会(小菅元樹会長)・旭町自治会(中村光宏会長)・桜通り振興会(湯川広久会長)が箱根湯本駅への感謝を込めて今回の寄贈を提案したという。
デッキは国道1号線をまたぐ形で、エスカレーターやエレベーターつき。床には滑り止めの筋をつけた御影石を敷き、柱などに県内産の杉も使い、温もりのある外観に仕上がった。
観光客が頻繁に行き来し渋滞の一因となっていた横断歩道はこの日の夜に廃止された。県は今年秋に交通量などを調査し、デッキの効果を測定するという。