”もっと美しい箱根”思い浮かべ 畑引山に800本植樹
箱根町の道の駅近くで先月28日、ボランティア90人がスコップや鍬を振るい、苗800本を植えた。県の水源税を活用した事業のひとつで、この日植えられたのはヒメシャラやイロハモミジなどの広葉樹。一帯は杉など針葉樹林だった場所で、より保水力などに富む混交林を作ることを目的としている。付近には散策路もあり、両脇を飾るように山桜やヤマボウシが植えられたため、成長した暁には箱根の新しい名所になりそうだ。参加者の一人、神戸照子さん(宮城野在住)は「山に緑と花が増え、箱根が美しくなるのが醍醐味。毎年来ています」と語っていた。