お林植林もうすぐ千本 真鶴中卒業生がスコップ振るう
真鶴中学校の卒業生たちが3日、苗80本を真鶴半島先端の「お林」に植えた。 お林の起源は江戸時代に幕府の命を受けた小田原藩が木材確保のために植林したのが始まり。樹齢300年を超えたものも多く、老化などによる倒木もある。
森を後世に残そうと、8年ほど前から同中学校の同窓会「三十五年会」などが植林を続けている。この日はクロマツ、スダジイなど80本の苗が用意され、かつての先輩・後輩が声を掛け合いながらスコップを振るった。今回の作業で植林は累計800本を超えており、来年3月には千本に到達する見込み。参加者の一人(57)は「年齢的に大木になる姿は見られないかもしれないが、いいもんだ」汗を滲ませていた。
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