ずしり80kg超花山車まわる
真鶴町岩地区で15日に花山車の大輪が練り歩いた。兒子神社の例大祭行事のひとつで、若者たちが重さ80キロを超える大輪を担ぎ、100ヵ所以上の家々をまわって回転させた。2ヵ月前から紙の花を作り材を組み立てるなど準備を始め、毎日集まって担ぐ練習を重ねたという。花山車の起源は不明だが、昭和初期まで続けられていた伝統行事。一時期中断したが、30年ほど前に有志が集まり保存会を復活させた。会長の羽田敏明さん(54)は「今年は高校生など若手6人が入ってくれた。しっかり育てたい」と話していた。