相洋高校和太鼓部 文化部の甲子園でⅤ 湯川吉之介さん(箱根町)小澤裕さん(湯河原町)出場
先月富山県で開催された全国高等学校総合文化祭に、相洋高校和太鼓部が郷土芸能部門県代表として出場、小澤裕さん(湯河原町吉浜・同校3年)と湯川吉之介さん(箱根町湯本・同)が演奏を披露した。同文化祭は「文化部の甲子園」とも呼ばれ、相洋は和太鼓の部の優勝となる「優秀賞・文化庁長官賞」を受賞。先月25日には優秀校による東京公演に出演し、国立劇場の大舞台で演目「天翔ける龍」を披露した。
2人が入部したのは3年前。それぞれ地元でお囃子を経験していたが、先輩たちのバチさばきと変化のある曲に圧倒され、引きこまれたという。同部では厳しい練習が代々受け継がれており新入部員は半分程度に減る。大太鼓を担当してきた小澤さんによると「練習は地味なものが多いですが腕が上がらなくなる日もあった」。外部公演が多く、湯河原の梅の宴や農林水産まつりにも登場して会場を盛り上げてきた。
今月16日に南足柄市文化会館で行われる公演があり、これが3年生として最後の舞台となる。
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