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学生や主婦、初めての剥製作り 生命の星地球博物館で体験講座

公開:2012年9月7日

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内臓などを取出した後、丁寧に乾かした
内臓などを取出した後、丁寧に乾かした

 約3千体の標本を所蔵している生命の星地球博物館(小田原市入生田)で、1日に鳥の剥製づくり講座が開かれた。普段同館が展示している剥製の製法を知ってもらおうと3年前から毎年開催しているもので、受講生の中には同館の剥製づくりボランティアになった人もいるという。参加した13人は主婦や学生などで、県外から駆け付けた人も。今回加工されたのはカイツブリやカラス、アマサギなど約10種類、怪我などで県の施設に保護されたものの、治療のかいなく死んでしまった鳥たち。参加者は3日間をかけて、重さや長さなどを測り、内臓などを丁寧に取り除いて洗浄、乾かした後、中に木毛(もくもう)を詰めて縫い上げていった。同館の学芸員・広谷浩子さんは「鳥は皮が薄く時間と手間がかかるが、濡れたり汚れていた鳥を元通りの美しさに再現できた時は達成感がある」。完成した剥製は「仮剥製」と呼ばれ、展示用ではなく研究用として同館に収蔵されるという。
 

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