乗ったよ「働く車」 横浜国道事務所が除雪車を展示
箱根峠で22日、国交省横浜国道事務所小田原出張所の除雪車3台が展示され、親子連れが試乗を楽しんだ。この車から凍結防止剤として撒かれているのは食塩で、水に比べて凍結しにくい性質を利用している。箱根では町内企業の協力で27台が動いており、昨年度は20日の除雪と、90日を超える散布作業をこなした。今期は12月2日に1cmの積雪を観測。例年よりも多めの降雪を見込んでいるという。箱根新道の通る芦ノ湖付近は東京都心に比べ5度ほど低く、湯本は普段通りの光景でも須雲川付近から雪景色に変わる事がある。同事務所では本格シーズンを前に「チェーンは必ず持参を」と呼びかけていた。