「もう下りて来るなよ」 花火でイノシシ追い払い
湯河原の鍛冶屋地区で7日と8日に花火が次々に打ち上げられた。畑を荒らすイノシシや猿などを追い払う町の取り組みで、鳥獣対策協議会のメンバーが水道パイプを切って作った発射筒を手に空に向かって花火を発射。バンという爆裂音とともに閃光が輝いた。参加した猟友会メンバーによると「重さ100kgを超えるイノシシもいる。子連れのシシはおっかないね。睨めっこになった事もある」。町によるとイノシシの捕獲量は昨年度が60頭だったのに対し、今年度は1月末時点で80頭を超えているという。