箱根西麓「日本最長」人道吊橋 橋梁基礎の工事始まる
箱根外輪山の三島市側で計画されている「箱根西麓・三島大吊橋」の橋梁(高さ73m・長さ400m)の基礎の工事が4月12日に始まった。大吊橋は飲食店や遊技場などを営む(株)フジコー(宮澤俊二社長・本社三島市)が国道1号線沿いの同市笹原新田に、総事業費30億円で建設を計画。1年前から駐車場造成などに取り掛かっている。完成すれば大分県にある「九重”夢”大吊橋」を抜いて国内最長の人道吊橋となり、富士や駿河湾などを一望する観光スポットになる見込み。同社では付近にトイレやチケット売り場なども整備し、年間180万人の観光客誘致を目指すという。