初の豊漁豊作祭、奉納相撲 岩海岸ではっけよい
真鶴町で11日、岩海岸を会場にした「海神のまち豊漁豊作祭」が開催された。海に感謝する漁師町の伝統を町民行事として復活させたもので、町内の商工関係者、漁業関係者などが参加。砂土俵ではの子ども相撲が白熱。「まわしを掴め」「ドーナツ買ってあげるから頑張んな」など声援が飛び交うなか、17人が顔を火照らせて力をふりしぼった。
砂浜沿いには真鶴や湯河原、友好都市の長野県安曇野市の屋台が軒を連ね、伊勢海老や野菜など獲れたての海山の幸が人気を集めていた。初の開催について宇賀一章町長は「雨は残念だったが、地は固まった。オール真鶴で力を合わせる事が大切。今後も続けたい」と話していた。