大名行列保存会メンバー 時代劇のプロに学ぶ
箱根大名行列保存会の「衣裳班」が先月16日、松竹芸能のスタッフに着付けを学んだ。箱根大名行列は昭和初期に松竹映画に出演、歌舞伎座の舞台に参加した”縁”があり、今回の講習が実現したという。
メンバーは秋の本番で歴史絵巻の主役になる100人ほどの着付けに奔走する。山崎公民館に30人のメンバーが集まり、時代劇や歌舞伎で培われた着付け作法を見習った。講習では「やっこは脚絆をつけない」などプロ目線による時代考証も。秋には2回目の講習を実施する予定で、箱根湯本観光協会では参加者を募集している。「着付けに興味があれば誰でもどうぞ」。申し込みは同協会【電話】0460・85・7751。