光が生えた千歳川
千歳川(湯河原町)の水面が今月4日、大小600本ほどの竹灯りに照らされた。温泉場商店会のメンバーや町民ボランティアが4ヵ月前から竹を伐りだすなどして準備に奔走。オレンジの光が描く花や文字などの模様を眼下に、来場者は「すごい」「きれい」「写るかな」を連発していた。
この日はチケットを首に下げて、50軒ほどの飲食店を飲み歩くイベント「バル」も開催。伊東市から駆け付けたという鳴海伸一さん(29)は「数ある店を片っ端から攻めている。どの店も料理が美味いし、何より店主たちの話が面白い。日を改めて飲みに来ます」と満足げに話していた。