出雲・全日本1位2位 駒大・東洋大に注目集まる 相洋出身の松枝選手(順大)もエントリー
90回目の箱根駅伝が、2日(木)にスタートを切る。5区・小田原中継所には12時ごろ、箱根湯本駅前には12時半ごろ到着する見込み。翌3日は芦ノ湖畔で8時に復路の号砲。
節目の大会を占う出雲駅伝(10月)では1位が駒大で2位は東洋大、続く全日本駅伝(11月)も同様の1-2となり、両校の順調な仕上がりが窺える。全日本で区間新を出した駒大の村山謙太選手(3年)や昨年の5区でトップを駆けた服部翔太選手(日体大主将・4年)に注目が集まりそうだ。
また順天堂大のエントリーには昨年3区戸塚〜平塚区間を走った相洋高校出身の松枝博輝選手(2年)が、帝京大チームには西湘高校出身の杉山連哉選手(3年)が名を連ねている。
3日の花火奮発おもてなし充実
町内では沿道地域による応援イベントが目白押し。90回とあって盛り上がりは例年以上だ。湯本ではマーチングバンド箱根21が勇ましい楽曲で盛り上げ、大平台では11時頃から観光協会などが甘酒1000人分を用意、特製メガホンも配布するほか、名物「姫太鼓」メンバーが撥を振るう。手作り応援旗がずらりと並ぶ宮ノ下では、観光協会が「宮ノ下シチューパン」600個を11時頃から富士屋ホテル駐車場で配布。特製メガホンや選手リストも配布する予定。芦之湯付近では太鼓演奏で選手を鼓舞し、湖畔で元箱根観光協会が10時頃から甘酒を振る舞い、三島の観光協会も野菜を配る。
ゴール地点付近では湯河原町が地元みかんを、岩手県花泉町がつきたての餅を、箱根の女性会が甘酒を振る舞う。復路の3日は箱根観光協会が朝6時15分ごろから昨年よりも数を増やして花火を打ち上げる。