湯河原町の二見省吾君(相洋高2年) 柔道界の“甲子園”へ
湯河原出身の二見省吾君が、1月の全日本高等学校柔道選手権大会県予選90kg級(個人戦)で初優勝。3月の”柔道界の甲子園”と呼ばれる全国大会(日本武道館)の切符を手にした。
二見君は小学生の頃から湯河原柔友会で稽古を重ねた経験をもつ。昨春に手首を故障し、夏まで練習もままならなかった。練習を再開してからは悔しさをバネに大学での稽古に参加。身体も一回り大きくなった。
「自分にあえてプレッシャーをかけて」臨んだ今大会。対戦相手は東海大相模や桐蔭学園の強豪選手。二見君は準々決勝から「気持ちが乗ってきた」とキレのある技を次々と繰り出し、決勝も開始15秒で浮き落しを仕掛けて一本。オール一本勝ちで強さを見せつけた。「全国で上へ上がることだけ考えてきた」と話す二見君。目標はただ一つ、一番高い表彰台だ。
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