箱根・天成園の目黒俊男社長 熱海温泉旅館協組理事長に就任
箱根のホテル天成園や熱海のサンミ倶楽部の社長でニューウェルシティ湯河原の役員などを務める目黒俊男氏(66)が、熱海温泉ホテル旅館協同組合の理事長に就任した。
58施設の温泉ホテル・旅館が加盟する協同組合で「熱海のもっている観光資源をアピールし、愛されるまちにしていきたい」と語った。自社ホテルでは食事の有無を自由に選択できるプランやバイキング、女性の一人客の受け入れなど今では一般的になったサービスを先進的に導入してきた。もとは大手ゼネコンの一級建築士。熱海支店の支店長時代に交流があった万葉倶楽部(株)の高橋弘会長に声をかけられ、50歳で転職した。万葉の湯・町田館や小田原館の開業に携わった経験の持ち主。動物好きでホテルで飼うアヒルの世話にも余念がない。小田原市在住。