「梅の宴」9万人復活に期待 開花時期戻った
湯河原梅林あたみ桜
湯河原の幕山梅林が4日に3分咲きとなり、梅見物の観光客が増えつつある。3月に3分咲きになった2012年や昨年に比べると、2週間〜4週間ほど開花が早まっている。湯河原総合情報センターによると開花は「平年並みに戻った」。昨年と一昨年は寒さと少雨が影響。「梅の宴」入場者数は11年まで9万人超を記録していたが、一昨年は6・4万人に落ち込み、昨年は8万人という結果だった。今年はいつものペースに戻り、入場者数も期待できそうだ。「宴」は8日に開幕、正午のオープニングセレモニーには湯河原温泉の芸妓が舞で華を添える。
熱海市内の早咲き桜は4日時点でほぼ満開、今週末にはピークを過ぎる勢いだが、これも本来の開花ペース。熱海の梅林も湯河原とほぼ同様の3分〜4分咲き。小田原の曽我の梅林も同様の状況となっている。