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湯河原 「焼亡の舞」特注わらじ完成 雪国生まれの桜沢正敏さん(中央)が手作り

公開:2014年2月21日

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1時間で1人分を編み上げる
1時間で1人分を編み上げる

 4月6日に湯河原町で開催される「土肥祭」で武将姿の出演者が披露する、焼亡の舞(じょうもうのまい)用の手作りわらじ(12人分)が完成した。

 作者の桜沢正敏さん(78)は雪国の新潟県十日町に生まれ、小さい頃からわらじ作りに親しんできた。「靴を履くようになったのは成人の頃かな。それまでは何でも自分で作らなきゃならなかった」。その腕前は学校の先生も愛用するほどだったという。

 現在は城堀会館での布ぞうり教室の指南役。Tシャツを裁断して作ったカラフルなわらじや、裁縫糸で作ったプチわらじが人気だ。7年ほど前から焼亡の舞のためにわらじを作るようになった。専用の編み器具に紐を通し、たぐっては固める作業を繰り返す。通常のわらじは足の指が少しとび出る程度だが、焼亡の舞用わらじは足袋を守るように前方を広げ指は出さない。左右均等に仕上げるのが職人の腕の見せどころ。わらじの出来をチェックしながら「後を継いでくれる人いたらなぁ」と話していた。

こちらは親指サイズのプチわらじ
こちらは親指サイズのプチわらじ

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