湯河原小6年 チャンプ狙う 鈴木太尊君(11)13日に「ビッグバン」出場
湯河原小学校の6年生・鈴木太尊君(11)が、今月13日に東京都大田区で開催されるキックボクシングの大会「ビッグバン」に挑む。鈴木君は中学生も混じる37kg級の選手で、2月23日の大会(東京・有明)では、中学生を相手に1勝1敗1KOの結果を出した。
鈴木君は3歳から空手を始めていたこともあり、10歳の時に谷山ジム小田原道場に入門。K-1グランプリの試合で見た魔裟斗(まさと)選手の姿も動機になったという。キックボクシングの距離感は空手の試合と異なり、顔面への打撃も加わる。全く新しい世界だったが1年ほどで10戦以上をこなし、今では37kg級でランキング4位。同クラスのチャンピオンを目指して週4回小田原に通い続けている。「気持ちが強い選手。長く続けてほしい逸材」と同ジムの飯山真会長。練習中、会長の構えるミットにドスドスと打ち込み続け、ほとんど息を乱さなかった。