湯河原小中学校 4月を毎年人権月間に 第三者委の答申を実践
湯河原町教育委員会がこの4月から「人権月間」を設定し、小中学校ごとに人間関係を重視した授業や講話などを行うことになった。
湯河原町では昨年町立中学校で生徒が自殺。調査や検証を続けていた第三者委員会は生徒が亡くなった4月を「町のいじめ防止・人権月間」とし、この事を忘れないために「いじめ予防授業」などに取り組むよう答申していた。
教育委員会が示す「取組例」は、朝会や学年集会、また道徳の授業などで人権に関わる内容を重点的に扱う、「ソーシャルスキルトレーニング」のプログラムで人との関わり方を学ぶ機会を設ける、など。
湯河原中学校では先生と生徒の面談を実施。また美術部の生徒が描いた4種類のポスター=写真も町内50カ所に貼り出された。教育委員会は「家庭での会話の糸口にしてほしい」としている。
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