箱根西麓 巨大柱立ち上がる
静岡県で遊技場などを運営する(株)フジコーが、今月5日に箱根西麓・三島大吊橋の「上塔式」を開催した。 山中城跡近く、国道一号線沿いの景勝地に全長400mの吊り橋を建設する計画で、2015年末の完成時には全長400m、富士山などを望む国内最長の歩行者用吊橋になる予定。集客は年間180万人を見込む。現場には高さ44メートルの「主塔」が立ち上がり、宮澤俊二社長が塔頂で金色のナットを締めたほか、近隣住民を招いての餅まき(雨天のため手配り)も行われた。宮澤社長は「箱根の東側は開発されてきたが、西側は少なかった。この景色は素晴らしい。三島が観光の通過点にならぬよう、ぜひ多くの方に寄って頂きたい」と語っていた。