「外国人観光客」防災力アップ
熱海・箱根・湯河原で連携
熱海と箱根、湯河原による広域行政推進協議会が14日に湯河原町役場で開かれ、新しい事業計画に「外国人観光客に対する防災力推進事業の検討」が盛り込まれた。2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催による、3町での外国人観光客増加を見込んだもので、担当課によると、防災関連で多言語化したチラシ作製などを検討しているという。冒頭、冨田幸宏湯河原町長は「世界の箱根でお客様が増えている。箱根で溢れれば湯河原に流れるのは自然な流れ。1市2町での連携が今後も継続してほしい」とあいさつ。協議会は3年前に発足し、昨年秋には会の事業として横浜駅での観光キャンペーンを実施。次年度も同様のイベントを開くことを決めた。委員からは6月下旬に開通した「圏央道」向けの誘客キャンペーンを求める声も。協議会終了後、斉藤栄熱海市長は「圏央道による北関東からのルートと伊豆縦貫道、二つのネックがつながったのは大きい」と語っていた。
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