来年4月に湯河原町長選 「頑張れるなら」冨田氏、続投へ意欲
箱根・湯河原・真鶴版
公開：2014年8月29日
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取材に答える冨田氏（21日・役場）
来年春の統一地方選に向けて県西でも出馬動向が注目されつつある。県議選後の４月中旬に告示される湯河原町長選は、正式に出馬表明した人はいない。現職の冨田幸宏町長に次期に対する思いを聞いた。
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町長「前回の選挙の時は震災や中学校移転問題があったが、私にとっても大きな判断で争点となった。支持や建設的批判を頂きながらここまで来られた。頑張れるなら３期目も頑張りたい。意欲はある」。
「新・湯河原元気回復プラン」どう振り返るか？
「行革目標のひとつ、一般職員数は８年で20％削減しつつある。今後は今の水準を維持したい。自分の給与カットは続けてきた。防災面では海抜表示や中学の屋上避難の選択肢を整備した。災害対策の専門家の任用を掲げており、これだけ実を結んでいない。雇用条件など交渉を続けている。
次の４年があったら、特に何に取り組みたいか。
町立５保育園の耐震化・一部移転は約束でもある。引き続きしっかり進めたい。
直面する人口減少についてどう考えるか。対策は。
町長「第三子以降に対する給付金が来年３月に終了する。それに代わる子育て支援も考えている。ファミリーサポートセンターも機能し始めた。保育園「待機児ゼロ」は、園児の概念が３歳以上から０歳児まで拡がりつつあり、さらに保育士が必要だ。ゼロと安易に言えない。湯河原に限らず大きな課題になるだろう。
湯河原の観光客数の推移をどう思うか？
宿泊は60万人を切ってしまっており、回復したい。新しい資本が湯河原に来てもらうための努力をしてきたが、民間による新施設の工事も始まった。外国人観光客誘致のため、駅前整備も含めて外国語表記などに取り組みたい。
掲げた目標の検証は？
所信の検証は行ってきた。細かい項目になるが出したい。応援してくれる方々に対しても説明したい。
