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真鶴町 街角アートがやってきた 13作品を31日まで展示

公開:2014年8月29日

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「漂流物/WRECKAGE」
「漂流物/WRECKAGE」

 真鶴の街角の壁や空き地、空き店舗などに8月9日からアート作品が登場し、夏休みで訪れた観光客の視線を集めている。

 イベント「真鶴まちなーれ」の実行委の中心となった平井宏典さん(35)は真鶴出身で、現在和光大学でアートマネジメントを研究している。街の魅力を生かそうと、町づくり条例「美の基準」の制定から20周年という節目にちなんで昨年から準備を始めた。

 会期中は出品した作家は13人。計20作品がまなづる小学校の体育館の壁や商店街の空き店舗に点在、アートを探して歩くだけで町の絶景ポイントにも導かれる仕組みだ。真鶴港近くの階段を登れば、鮮やかなイエローの作品「漁師の黄色い網干場」と港の美景が広がる。近くの「風外堂」には10年ほど前に法政大学の大学院生が作った真鶴の町づくり模型を展示。いずれも普段は観光客が訪れる場所ではない隠れスポットだ。

 屋外の作品は港に展示された「真鶴の月」やレストランTIKI近くの「光の森」が夜6時〜9時までライトアップする。近くに住む親子連れは「きれいで、ずっと観ていても飽きませんよ」。おおみち通りの空き店舗の中は「人だまりの家」として8人の作家による作品を展示している。

 会期中はハンドクラフトの講座やアート観賞ツアーなど、毎日何らかのイベントを続けてきた。31日は港にあるステージでジャズバンドなどが登場、フィナーレを盛り上げそうだ。平井さんは「野外展示が多く悪天候には悩まされたが、初めての試みを思ったより多くの町民の皆さんが共感してくれたのが嬉しかった」と話している。

「悼み・傷み・痛みの温度」
「悼み・傷み・痛みの温度」
「港町再生プロジェクト展」
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「漁師の黄色い網干場」
「漁師の黄色い網干場」

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