来年完成 湯河原でも撮影長編コメディー映画
湯河原や小田原で8月から撮影が行われていた新作映画『野生のなまはげ』(新井健市監督)が8月末に完了した。鬼の面のようなものを付けた人が倒れ、その周りを取り囲む人々―作品は、秋田で捕獲された野生のなまはげが、東京に見世物として送られる途中で逃走し、子どもと出会い交流を深め、野生に戻るという内容の長編ハートフルコメディー。湯河原では「しとどの窟」付近の道や天照山バス停付近が撮影場所になり、なまはげ出現シーンや少年となまはげの別れのシーンなどが収められたほか、ラジコンヘリを飛ばして空撮も実施。この辺りは人通りが少なく撮影にぴったりだったという。
新井監督作品ネット公開中
新井監督は小田原映画祭のショートフィルムコンテストをはじめ国内外の映画祭で入選を重ねており、今作も出品する予定。作品は早ければ来年初頭に完成する予定だ。新井監督が手掛けた作品の一つが、現在動画サイト・ユーチューブで公開されている。「おっさん☆スケボー」で検索すると、親子愛や乗り物酔いなどをテーマにした短編フィルムが閲覧できる。